京都に旅したら絶対行きたい神社3選

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京都には多くの神社が存在しますね。
よくテレビで見かける有名な神社もあれば、地元の人に愛されている神社など様々です。

京都市内に存在する神社の数は、約300という説もあれば、400という説もあり、
どこのデータが正しいのかは不明のようです。

が、いずれにしても京都に旅すると、観光に神社は外せませんよね。

お参りをして、おみくじを引いて、お守りを買って…
というのはいつの時代もどの世代にも人気のコースです。

ところがこんなにたくさん神社があると、どこにお参りしようか
迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここでは、やはり一度は行っておきたい定番の神社を3社、ご紹介いたします。

 

八坂神社

知る人ぞ知る八坂神社。

四条通の突き当りという立地もよいため、「京都に着いたらまずは八坂さん」と
いう観光客の方々も多いみたいですね。

八坂神社の起源は656年、876年など諸説ありますが、
いずれにしても今1000年以上の歴史を誇ります。

ただ、「八坂神社」と呼ばれるようになったのは明治時代になってからのこと、
1868年(大政奉還のあった年)の神仏分離令によりそのように呼ばれるようになりましたが、
それまでは「祇園社」「祇園感神院」などと呼ばれていたそうです。

祀られている神様はとても多く、ご本殿だけでも十三座、摂社や末社を合わせると
かなりの数になりますが、素戔嗚尊、櫛稲田姫命のお二方は覚えておくといいでしょう。

このお二方はご夫婦なので「縁結び」としてのご利益もあり、
またそれにちなんで結婚式にも人気のある神社です。

さらなる良縁を願う方は「大国神社」、女性として美を求める方は「美御前社」へのお参りも
お忘れなく。どちらも境内にある末社です。

御朱印、お守り、絵馬などを取り扱っている社務所も本殿のすぐそばにあります。

お正月には御神矢や熊手、干支土鈴、祇園祭の時期には粽やうちわも取り扱っていますので、
季節ごとに訪れてみるのもいいですね。
ちなみに私は毎年お正月に、お守りをいただいています。

ここで豆知識を一つ。多くの人が四条通の突き当りの門を正門だと思っていますが、
実は違うんです。

それは西楼門であり、正門ではありません。
南楼門が正式な入口になりますので、覚えておいてくださいね。

場所:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625
交通手段:阪急京都線・京都河原町駅からも、京阪本線・祇園四条駅からも徒歩10分ほど
JR京都駅からだと、バスを利用されるとよいでしょう。(市バス100・206番「祇園」下車)

伏見稲荷大社

毎年、初詣の参拝客は関西第一位、全国的に見ても常に上位にくるのが、こちらの伏見稲荷大社。伏見稲荷と聞いてだれもがすぐに思い浮かべるのは、朱塗りの千本鳥居ですね。
ずらりと並ぶ姿は圧巻で一度見たら忘れられませんよね。

写真映えもすばらしく、外国人観光客にも大人気の神社です。

この伏見稲荷大社は、全国約30,000社ある稲荷神社の総本山です。
起源は711年の創建と伝わっているため、およそ1,300年の歴史を誇っています。

先にも述べた通り、こちらの神社の代名詞ともいえる千本鳥居、
実際は1万本近くあるそうですよ。

江戸時代以降、「願い事が通る」あるいは「通った」というお礼を込めて
奉納されるようになったのが、広まったそうです。
よって神社の歴史から見ると、それほど古い慣習とは言えませんね。

お稲荷さんといえば、狛犬ならぬ「狛きつね」の光景ですが、
きつねの姿は境内のあちらこちらに見られます。
ここで誤解をしてはいけないのですが、稲荷神社の神様がきつねというわけではありません。

「神様の使者」がきつねなのです。

また見どころはきつねや鳥居だけではありません。
この伏見稲荷大社は稲荷山という山のふもとにあるのですが、
その稲荷山全体が信仰の対象となっています。

応仁の乱で消失するまで、お社は山の上にあったと言われています。
標高は約233mとそれほど高くはありませんが、
一周約4kmほどのコースにご利益を期待できる見どころがたくさんあります。

写真映え以外にも見どころ満載の伏見稲荷大社、
一日かけて、ゆっくりお参りをお楽しみください。

場所:〒612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68番地
交通手段:JR奈良線 稲荷駅徒歩すぐ・京阪本線 伏見稲荷駅から徒歩約5分

平安神宮

神宮通りに堂々とそびえたつ赤い大鳥居。
京都市内のちょっと高い場所からだとすぐに見つけることができますよね。

 

国内外に名をはせる平安神宮ですが、実はその歴史は新しく、
創建されたのは明治28年(1895年)のことです。

710年、平安京に遷都されてから1,100年を記念して創建されました。

その平安遷都を行ったのは桓武天皇、この桓武天皇は在位中、貧困者を救済したり
学問を推奨したり、海外との交易もさかんに行ったりと、国の繁栄に貢献した方です。
その功績をたたえてこの平安神宮の祭神にお迎えしたと言われています。

訪れた人がまずくぐる朱塗りの門は、「応天門」と呼ばれています。

これは平安京の「應天門」を模して、そして広い広い境内にたたずむ大極殿、
こちらは平安京の「朝堂院」を約8分の5に縮小して建築されているそうです。

右近の桜、左近の橘もどうかお見逃しなくー

そしてぜひご覧いただきたいのが、庭園である「神苑」です。
入場料(令和3年11月現在:大人600円)が必要ですが、見る価値はあります。

約10,000坪の中に4つの池が本殿を取り囲むようにして存在しています。

これは文字通り池泉回遊式庭園と呼ばれていますが、季節ごとに様々な花や樹々で彩られ、
街中にあるにもかかわらずその喧騒が全く届かず、
まるで平安時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえるといっても過言ではありません。何時間いても飽きることがありません。

ただし拝観時間は季節によって変動しますので、事前に確認しておいたほうがいいですね。

新しいけれどいにしえの都を全身で感じることのできる平安神宮、
まさに京都旅行の醍醐味といえるでしょう。

場所:〒606-8341 京都市左京区岡崎西天王町97
交通手段:京阪本線 神宮丸太町から徒歩約15分 地下鉄東西線東山駅から徒歩約10分

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、京都の中でも定番の神社をご案内してみました。

どの場所も公共交通機関が発達している訪れやすい場所ですので、
京都旅行の際にはぜひお出かけいただけてたらと思います。

なお駅からの徒歩所要時間は、女性である私がスニーカーで
のんびり歩いた時間として参考になさってください。

またどの神社も近隣にランチやスイーツの名店がありますので、
こちらも合わせてお楽しみくださると、さらに楽しい旅になりますね。

「京都に旅したら絶対行きたい神社3選」をご紹介しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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