旅の楽しみのひとつ、いや絶対外せないのがグルメですね。
その土地ならではの郷土料理、地元の方々に評判のお店、そして特に女子には外せないスイーツ。今はお店側も「映え」を意識しているので、ビジュアル的にも魅力的なパフェやケーキがたくさんあります。
いただく前にまずは目で見て楽しむ、感激する、というのが鉄板な世の中になりつつあります。
京都にもそんな素敵なお店がたくさん軒を連ねています。
京都駅界隈、河原町界隈、岡崎界隈など、観光スポットには必ず名店がありますが、
今日は今述べた3つのエリアからそれぞれ1店舗ずつご紹介します。
FUKUNAGA 901
まずは京都駅界隈から。
「京都でパフェといえばここ!」と、代名詞になっているといっても過言ではありません。
決してパフェ専門店ではなく、ランチやその他のスイーツの取り扱いもあるのですが、
もはやパフェ専門店と認識している人もいるくらい有名ですね。
とにかく見た目のインパクトが強いんですよ~
定番メニュー「901パフェ」には、901の文字の形のクッキーが飾られているし、
「京の盆栽」は抹茶カステラ、抹茶アイスなど抹茶づくしで、盆栽のみならず苔をも
表しているかのような、ほんとに「食べる盆栽」そのもの。
そんな定番メニューに加えて、季節の果物をふんだんに使ったパフェがさらに大人気!
新春のいちご、夏前はさくらんぼ、夏になったらメロン、桃、その後のマスカットなどなど、
人気のフルーツが「これでもか!」とモリモリに飾られたパフェは、
とにかく圧巻としか言いようがありません。
「いちごやま」「ぴーちやま」「ますかっとやま」というネーミングからも、
どれだけモリモリなのか、十分想像いただけると思います。
とにかく百聞は一見にしかず!
なおこれらの季節の「やま」は、整理券の配布があった時期もありましたが、
今現在がどういう状況なのかは、インスタやホームページで確認されるのがよいでしょう。
席の予約や営業時間についてもしかりです。
また、遠方でどうしても行くことが難しいという方には、「おでかけパフェ」なるものを
お取り寄せできるのです!
もちろん店舗で出てくるような「フルーツモリモリ」というわけにはいきませんが、
カラフルなシャーベットがビン詰めされていて、とってもかわいいですよ。
さらに、おうちでパフェを作る楽しみを味わえる、シャーベットやトッピングなどが毎月届く、
定期便「毎月届くむーんぱふぇ」なるものもあります。
気になる方はぜひご利用くださいね。
【お店のご案内】FUKUNAGA901
住所:〒601-8002
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町902番地 京都駅ビル 8F
電話番号:075-342-0082
アクセス:JR京都駅の駅ビル(伊勢丹と8Fでつながっています)
吉祥茶寮
続いては河原町界隈から。
きな粉と言えば和菓子のイメージがぬぐい切れませんが、そのイメージをがらりと
変えてくれたのが、こちら吉祥茶寮です。
こだわりぬいたきな粉を使ったプリン、わらびもち、アイスクリーム、
餡にきな粉を練りこんだ和菓子、きな粉の板チョコを使った洋菓子など、
豊富なスイーツは、テイクアウト可能なものや、オンラインでお取り寄せできるものも
たくさんあります。
でもやっぱりこちらの名物と言えば、誰もが口をそろえる「焦がしきな粉パフェ」
細長いグラスに、バニラアイスや豆乳ブラマンジェ、ほうじ茶ゼリーなどが層になっており、
層のトップはお店自慢のきな粉が摺り切りいっぱいに飾られています。
まずは自慢のきな粉を一口すくってみますが、なめらかで口当たりもよく、
芳ばしさが鼻から抜けていくのを感じます。続いて黒蜜をかけていただくのですが、
黒蜜ときな粉、他の層との相性もいいですね。
これだけでも十分満足なのですが、さらなる醍醐味は、なんといっても「追いきな粉」
きな粉がたっぷり入った容器が添えられており、パフェを食べ進めながらも
きな粉かけ放題なのです。
完全にきな粉が主役のパフェと言えるでしょう。
本来、きな粉にするには小粒大豆が使われるそうです。しかしこちらのお店ではその常識を覆し、大粒大豆を使うことで「大豆の深入り」を実現させ、芳ばしさとうまみを前面に押し出す
きな粉づくりに成功したそうです。
店舗は東山区知恩院すぐそばの白川沿いに本店がありますが、こちらはお店の規模も
それほど大きくないせいもあり、いつも行列ができていました。
整理券を発行してこともあったそうです。
今回は2019年にできた四条店の住所をご紹介いたします。
【お店のご案内】吉祥茶寮 京都四条店
場所:〒604-8122
京都市中京区柳馬場通四条上ル瀬戸屋町471ピアヌーラ柳馬場1F
電話番号:075-211-7733
行き方:阪急京都線烏丸駅もしくは京都河原町駅 いずれも徒歩約10分
六盛
最後は岡崎界隈から。
平安神宮にほど近い、琵琶湖疎水沿いある創業120年を誇る、本格的な京料理の名店です。
季節の食材をつかった京料理は月ごとにメニューを変え、四季折々のお味に魅了された
リピーターも多いそうです。
ランチタイムの比較的お手頃価格の「手をけ弁当」はお店の人気メニューのひとつ。
またお食い初め、七五三、法要などのプランがあったり、結婚式の披露宴会場としても
利用されたり、おせち料理やテイクアウトを利用されたりと、
地元京都の人たちに愛されている名店です。
今日ご紹介するのは、その名店の喫茶コーナーの人気メニュー「スフレ」です。
注文を聞いてから焼くので、待ち時間は覚悟の上で行きましょう。
焼き上がりまでは約25分、運ばれてきたスフレはココット皿の上にふわっふわに盛り上がっていて、甘い香りがなんとも言えません。
そのふわっふわのてっぺんにスプーンで穴をあけ、添えられているクリームやソースを注いで、
さくさくつぶしながらいただきます。
見た目のふわふわ感を裏切ることなく、口当たりもふわふわ!
熱々で品の良いスフレの甘さと冷たいクリームやソースが程よく混ざり合うのも、
おいしさの秘密ですね。
こちらも休日は行列覚悟で行かれる方がいいと思います。
【お店のご案内】六盛
場所:〒606-8341 京都市左京区岡崎西天王町71
電話番号:075-751-6171
行き方:京阪本線神宮丸太町駅から徒歩約10分他、市バス、地下鉄東西線でも可
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「京都に行ったら絶対食べたいスイーツ3選」として、市内三か所のエリアから
一店ずつご紹介いたしました。
どのお店も地元の人たちにも人気のお店ですので、土日や観光シーズンは
行列覚悟となりますが、それでも足を運んでいただく価値は十分あると思います。
ただ営業時間や整理券配布の有無などは、事前に確認なさるほうがいいですね。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
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